コスプレ撮影・ライティング研究所

撮影の基礎から応用まで色々な技法を研究していきます

撮影機材

ストロボの種類

2019/08/29

最近ではカメラ単体でしか撮影できないと半人前みたいな風潮がややあるのかな?という気がします。
で、定常光(LEDライトや蛍光灯など)の照明機材を使えて普通
ストロボが扱えてようやくカメラマンです!と胸が張れるそんな何とも言えないハードルが見えてる気がします。

では、ストロボと言ってもいろいろあってわかんないよ・・・。筆者も最初はわかりませんでした。
で、色々散財した結果、ベアバルブ型2台とクリップオンストロボ3台に落ち着きました。個人的には満足してますし、オススメしたいですが、まずは色々あるストロボの種類を紹介します。

 

クリップオン

一番よく見かけるストロボです。メーカー純正のストロボもこの種類です。発売しているメーカーも多くて列挙したら切りがないので割愛します。
基本的にはカメラ本体の周辺で使用することを前提として設計されていますので、ホットシューに取り付ける部分がほぼ全機種に存在します。
ホットシュー自体はソニー製以外は基本的に統一規格で大体なんでも使えます。
ただし、最近のTTLやら赤目軽減機能やら、ただ光らせるだけ!以外の機能を使おうとする場合はカメラメーカー毎に接点の形状が異なります。
コスプレ撮影での利用になってくると、一回撮影してみて明るさの調整が出来ますので、正直TTLは必要ないと思います。
別ページで解説しますが、技適の問題などもろもろあって、オススメのクリップオンは GODOX TT600 一択です。

 

モノブロック

なにやら大きめの機材を見かけたら、高確率でこれです。クリップオンは指向性の強い光を得意としてますが、モノブロックはベアバルブという発光管を使用しますので、指向性の弱い(全体を明るくする)光を得意としています。別稿で解説しますが、灯具(ソフトボックスやアンブレラ等)を使用する際には指向性が弱い事で得られるメリットが多いので、一定以上撮影経験を積むと必ず欲しくなる機材です。
コスプレ撮影の場合、スタジオはもちろんですが、ロケや、どこかの施設など様々な場所での撮影が想定されますので、コンセント方式は望ましくありません。
また、クリップオンとの同調や、コマンダーを1台で動作させるために、GODOXがオススメです。大人数の撮影が多い場合は出力重視。少人数の撮影が多い場合は取り回し重視で、自分の撮影スタイルに併せてチョイスすると良いでしょう。

大光量型

 

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